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受動型アスペルガーの思考プロセスと経験談。

定型の人はそう思うかもしれないけれど…『私はこう思うんだ!』 受動型アスペルガーの思考プロセス。 それによって起きた実際状況を淡々と書いています。 私(受動型)、旦那(孤立型)、子供(受動型)、母親(積極奇異型)、各々固有の特性で噛み合わない感が面白困る日常会話も書いています。

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読書感想文が書けない。

■受動型アスペルガー編■
自分の考えや思いを言ったり書いたりすることが苦手でした。

何をどう書いたらいいかさっぱり分からず、原稿用紙の前で硬直します…。

国語の文法や文構成の理解が出来ていないわけではないのですが…いざ書こうとすると書けません。

何故書けないのか…?
書けない理由を考えてみました。
  • 出だしの書き方や題名の付け方、感想そのものに不安がある。
他人の目が気になりすぎていて、変な事書いてないだろうか?と不安になる。
  • どの部分の感想を書いたら良いか分からない。
印象に残ったところが多過ぎて整理がつかない、または全く無い(何処が印象に残ったか自分で分かってない)事が多いです。

どちらかというと後者の方が私は多かったです。

前者ですが、いっぱいあるものの、感想としては薄っぺらい事が多く『この部分でこう思った。』で止まってしまい、『だからどうなのか?』等の続きが書けません。

『こう思った。』それ以上でもそれ以下でもない…。
その感想で自身の中では完結しています。

続きを書くにはコーチング(コーチングとは?)が必要です。


最初はいくつか選択肢をあげるなど、慣れてきたら似たような例を出してあげたり、どういう風に考えていくか細かく手順を教える。そして最終的には自問自答し一人で出来るようになるといいと思います。

時間はかかりますが、そこはその子にとっては未開発の子供な部分なので『何故出来ないの!!』と言わず、赤ちゃんに何か教えるときのようにそっと寄り添って成長を促して下さい。


《余談》
最近ですが、旦那に『感想が出てこない』という話をしたところ「じゃあ、何故単行本買って読むの?続き読みたくなるんでしょ?何かしら面白いと思うことがあるからでしょ?」と言われました。

そう言われてみればそうだなぁ…。(←受動型特有の言われるまで気づかない。)

「キャラが好きとか話の流れがとか、この人がこう言ったとこが良かったとか…あるでしょ!?」

う~ん…。そういう目線でもう一回読み直さないとそういう場面あったか思い出せない…。(←面白いとは思っているが何処が?と言われると困る。)

最終的に『旦那が楽しそうに読んでるから共感したいが為に読んでる。』(←受動型っぽい理由が一個出てきました。)

感想を言わないといけないのであれば、もっとそういう神経を集中させて読むのでそんな事突然言われても困るよー…と(さらっと受動型特有の旦那のせいにし)そんな事を思いながらその話は終了しました。

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